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誰もが知っている色素の有名人〜「カロテン」

今回は、「カロテン」についてのお話です。

 

「カロテン…うーん。
 よく耳にするけれど、どんな働きをしているの?
  うちの子の体にどんな嬉しい働きがあるの?」

そう思われた飼い主さんたちも多いはず。

 

そんな疑問にお答えしますね♪

 

 
Q.カロテンの種類を教えてください。
また、カロテンの種類によって体の中での働きは違うのでしょうか。

カロテンには様々な種類がありますね^^

・αカロテン
・βカロテン
・γカロテン
・δカロテン
・リコペン

 

基本的にカロテンの仲間は
生物の体内に入ると「ビタミンA」に変わります

 

ただし、カロテンの種類によって
ビタミンA」に変わる比率が異なります

 

βカロテンは、体内で必要に応じて2つに分かれ、
効率よく「ビタミンA」になります。

 
 

他のカロテン類も「ビタミンA」に変わりますが

βカロテンに比べると、わずかな量しか変化しない

といわれています。

 

βカロテンは、細胞膜の損傷を防ぐ働きもすると言われているの
動物の体にとって、とても嬉しい栄養素と言えますね^^



 

リコペンはトマトなどに多く含まれる栄養素です。

抗酸化作用がとても強いと言われています。

 
「トマトが赤くなると、医者が青くなる」

という諺があるくらい、
体に良い食べ物の代表として知られるパワー野菜のトマト


実はこのカロテン類のひとつ、
リコペンの抗酸化作用によるものだと言われています


  
 

Q.βカロテンは「プロビタミンA」と呼ばれる事がありますが、
プロビタミンAとは何ですか

 

動物体内でビタミンAに変化する栄養素を
プロビタミンA」と呼んでいます。

代表は βカロテン です。

 

前項目でも触れましたが、この「ビタミンA」に
最も効率よく変化するのが βカロテン です。

 
『βカロテンがビタミンAに100変わる』
とすると

『αカロテンは53』  
くらい、

『γカロテンで 44』  
くらいです。

 

比較してみると、
βカロテンプロビタミンAの中でも
とても効率よく「ビタミンA」に変わる栄養素だとわかります^^

 

Q.カロテンを摂り過ぎると問題はありますか。

ビタミンA」の過剰摂取は問題を引き起こすことがありますが
カロテンは、多く摂りすぎても問題ありません

 

なぜなら、生物は体内で
「カロテン」→「ビタミンA」へ変化する量を
コントロールできるからです。

 


Q.カロテンが不足するとどうなりますか。

 

カロテンの不足が、

そのまま「ビタミンA」の不足につながるような場合

問題です。

 
ビタミンAはレバーなどの動物性食品からも摂取できますが
そうした食品をまったく摂らず、
ビタミンAの供給源が
植物由来の「カロテン」のみ、というような場合ですね。

 

このような場合は
「カロテン」の不足=「ビタミンA」
の不足
になりますので、

粘膜などが弱くなり感染症にかかりやすくなる
といったトラブルにもつながります。


と言っても
野菜、肉などをバランスよく食べている食生活であれば
通常、両方から十分な量を摂取できるはずですので
さほど心配なさらなくても大丈夫です^^

 


Q.カロテンを多く含む食材はなんですか。

 

かぼちゃ」は βカロテン を多く含む食材の代表選手です^^
にんじんほうれん草にも多く含まれています。

 

優れた抗酸化作用を発揮する リコペン が豊富な食材は
トマトです。

色鮮やかな野菜に多いので
彩りを美しくすると、 カロテン をたくさん摂取することができます♪

 

 

Q.ペットへの効果的な与え方は?
(カロテンの吸収効率を上げる給仕方法は?)
 

カロテンは油脂と一緒に摂取すると吸収率が上がります♪

オススメの調理法は油炒めです

オリーブオイルでさっと炒める方法は手軽にできて、
野菜と油がよく絡むので
ぜひ取り入れてみてくださいね!

 

 

(文章:諸橋直子インストラクター

 

諸橋インストラクターのブログはこちら♪
愛犬ぐりちゃんとの毎日が綴られています → 「みんなのぐり。 とその姉さん」


 

ペット食育協会 HP:http://apna.jp/

 

 

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